本日は、４年前の平成１８年６月１９日にオール電化をして頂いたＭ様の、オール電化前とその後の光熱費比較をご紹介したいと思います。

ＬＰガス地域で、ＪＡの組合員様のお家です。やはり、母屋や離れがあり、ご夫婦とおじいちゃん、おばあちゃん、息子さん（成人）の大人ばかりの５人御家族様です。

特筆すべき設備は、平成１５年にサンメイトがご販売した、「西部矢崎ゆワイター」の”スーパーあっちっち”という熱媒を回す貯湯タンク式の太陽熱温水器をお使いです。

　この商品は、オイルショック時代に一世を風靡した、俗に言う「太陽熱温水器とは異なります。

旧式：屋根の上に開放型の約２００Ｌの水と集熱パネルを載せるタイプ。重いので、屋根に負担が掛かります。又、タンクは完全密閉式ではないので、お風呂のお湯にのみ使用するのがベストです。定期的に屋根上のタンクを掃除した方がいいです。

このタイプ：熱媒循環方式です。貯湯タンクが地上にあり、屋根に載せるのは一枚辺り４０ｋｇの集熱パネルだけです。４枚程度で、真冬でも、８０℃近く沸きます。

”あっちっち”のメリットは、設置される前のＬＰガス代は、約３０万/年と仰っていたので、－１３万/年です。概算ですが。

　オール電化の比較データは、「平成１７年６月～１８年５月までの１年間のＬＰガス＋電気代が、オール電化でどの位減ったのか。」をご覧頂きたいと思います。

電化後のデータは、古いものを出しても仕方ないので、直近一年間の「平成２１年１１月～平成２２年１０月までの電気代」で比べます。

結論として、当初関西電力さんの光熱費シミュレーションでは、
－２１７，７４９円　（－４０，３％）となる数字が出ていましたので、月２，６２５円程余分に掛かってしまっています。

ＪＡの組合員様のお家は、人数が多く、敷地内に母屋や離れがあり、結果としてお使いになられるお部屋数が多くなり、光熱費がお安くないお家が多いようです。

特に夜お休みになるお部屋が沢山だと、エアコン等の暖房器具で、電気代が高くなりがちです。

ですから、オール電化で、メリットを受けるお家が多くおいでです。