代表の首藤です。

エコウィルはガスエンジンで発電し排熱でお湯を作る機器ですが、発電効率や光熱費削減効果を考えれば、残念な機器でしょう。

エネファームは、私が危機感を持つ凄いシステムであると思っています。

ガスから取り出した水素を空気中の酸素に反応させて発電する家庭用燃料電池です。

更に、排熱で給湯や暖房も可能な凄いシステムです。

但し、停電時には自動停止し、再起動には電気が必要な為停電時には使えない弱点もあります。

これ程凄いシステムが何故普及しないのでしょう。

それは、価格です。

エコキュートが６０万円～７０万円程度であるのに対しエネファームは２７０万円以上で国の補助金１０５万円や値引きを考慮しても１５０万円程度必要です。

エネファームの発電効率は、３６％程度で４人家族の平均で年間５～６万円の光熱費が削減できるのです。

しかし、費用対効果を考えれば、１５０万円の費用で６万円の効果では償却はとてもできません。

しかし、エネファームの価格がどんどん下がってくると驚異です。

更に、効率も向上すれば購買意欲も高まるはずです。

現在、エネファームの普及軒数は、１万３６００台（燃料電池普及促進協会のまとめ）

オール電化の４４０万軒に比べて０，００３％に過ぎません。

しかし、原発事故以降、脱原発の動きが世界的に高まっています。

将来、家庭用燃料電池の時代が来る事を否定できません。

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