代表の首藤です。

「これは、オール電化をされている方向けの特別価格ですから、言わないで下さい。」

本日は、２月下旬に太陽光発電を設置します茨木市のＴ様の屋根塗装工事の完工日でした。

私が現場に居ますと、ガス屋が２人来ました。

何でガス屋が？

Ｔ様は４年前にサンメイトでオール電化にされています。

何か嫌な予感がしましたが、Ｔ様宅を失礼しました。

夕方になって気になり、Ｔ様にお電話を入れました。

私が思っていた通りです。

ガス屋の提案は、この節電の折、ガスを開栓して電力不足に協力して欲しいとの事です。

そして、Ｔ様は、カワック（浴室乾燥暖房機）と、ヌックはやわざ（床暖房）の新設の御契約をされたのです。

ガス屋が云うには、「この価格はオール電化のお客様に対しての特別価格です。ガスのお客様には、こんなに安く出来ませんので。」と口止めです。

ガスをお使い下さっているお得意様より、ガスを全くお使いでないオール電化のお客様の方が優遇されているのです。

ガスのお客様がお気の毒です。

その上、又しても、ガス開栓に際して関西電力への届出等の話は一切無かったのです。

結局は、ガス屋との契約はキャンセルし、事無きを得ましたが、私が現場に居なかったらと思うとゾッとします。

私共の大切なお客様に大きな御迷惑をお掛けするところでした。

オール電化のお客様、今、ガス屋が節電をネタにガスの開栓とガス機器の導入を進めています。

折角、オール電化で光熱費が大幅に削減できているのにそんな話に乗っていたら、光熱費が激増してしまいます。

ガス屋がガスの開栓を勧めに来たら、次の事に御注意下さい。

１、ガス開栓により、オール電化割引の適用が受けられなくなります。（オール電化はガス閉栓が条件です。）

２、もし、無断で開栓された場合は違約金が発生する場合があります。

３、一度開栓されますと、例え閉栓されても一年間はオール電化割引の適用は出来なくなります。

オール電化のお客様には節電意識が高くなっています。

ガスの開栓などしなくとも、十二分に節電に寄与されているのです。