昨夜東北地方を襲った震度6強の地震、速報を目にした私には10年前の東日本大震災と福島第一原発の事故が・・・・・

原発事故は私たちオール電化を販売する者に大打撃を与えました。

節電要請、計画停電と逆風が吹き荒れたのです。

お客様から「この時期にオール電化とは」と厳しい言葉をいただくことに。

順風満帆だった仕事も奈落の底に・・・・・・・

電力会社も活発だったコマーシャルも一斉に自粛し始めました。

勢いよく梯子を昇っていたのに突然梯子をはずされたのです。

当時私は電力会社に「あんたらは電気を売れば食っていけるけど、我々はオール電化を売らないと食えなくなるんや」

苦境の中、太陽光発電に活路を求め、今ではリフォームが主力事業になっています。

10年が経過した今、電力会社は私たちにオール電化の推進を強く求めてきます。

私の心の中には「都合の悪い時は見放しといて風向きが変われば売れ売れかい」という思いが強くありました。

最近、電力会社とタイアップして他熱源転換(ガス給湯器)に注力し成果を上げています。

そして今後も他熱源転換を中心としたオール電化を拡販していこうと考えています。

その矢先に東北での大きな地震、「またかい」不安がよぎりましたが、幸い原発には影響なかったようです。

今の電力会社にとって原発は必要な電源であることは承知しています。。

しかし、可能な限り早く原発が無くても十分な電源が確保できる日が来ることを願っています。