14日の午後94歳のお姉ちゃんのところへ・・・・・

神戸北野の異人館近くにお姉ちゃんは住んでいます。

電話では度々話していましたが、顔を見るのは10年ぶりです。

部屋に入るとお姉ちゃんは眠っていました。

顔を見ていると涙がこみ上げてきました。

正直に言いますね。私は20歳の頃、当時42歳の優しく美人のお姉ちゃんに淡い恋心を抱いたことがあるんです。

お嫁さんはお姉ちゃんのような人と決めていたんです。(現実は厳しいものでした。ごめん、気は強いが美人で良い嫁だと思っています)

しばらくするとお姉ちゃんが目を覚ましました。

私が顔を覗き込むと「英二か、英二来てくれたの」と涙顔に・・・・・

お姉ちゃんは私が生まれた頃のこと、やんちゃだった子供の頃の話を嬉しそうに・・・・・

娘の話では、老衰が進み多臓器不全の状態らしい。

話していたかと思うと疲れたのか眠ってしまう。

入院した時はもう二度と会えないと覚悟しました。

でも今日はおそらく最期の別れになると思いますが、お姉ちゃんと話が出来たことを嬉しく思います。

そして、今朝6時、娘からお姉ちゃんの訃報が入りました。

私の目に涙が溢れ出ました。