「ひまわりさん、早く顔を見せてよ」と話しかけながら水を上げています。
顔を出したら「こんにちわ、初めまして」とあいさつしようかな。
ひまわりさんも「よろしくね」と返事をしてくれそう。早く逢いたいな。
昨夜は金ちゃん丸ちゃんの住まいをリフォームしました。
汚れていたけど、金ちゃんが白点病だったので控えていました。
きれいになった住まいで気持ちよさそうに泳ぎ回っています。
私が顔を近づけると、傍に来て口をパクパク、「きれいにしてくれてありがとう」と言っている。
まるでおとぎ話のようだけど、楽しい気持ちになるでしょう。
私は昔から、現実では起こらないことを書くのが大好きなんです。
ワンちゃんやネコちゃんが話したり、お家が喜んだり、道路が文句を言ったり、雷さんと喧嘩したり、とても楽しいですよ。
ちょっとした時間にノートに書くんです。
例えば、塗装工事が終わった家、「私、綺麗になったでしょう、嬉しくて嬉しくて、でもお隣のお家が私にやきもちを焼くんです。最近は口もきいてくれないんです。」
馬鹿みたいでしょう家が話すなんて、でもこれが楽しいんです。
雷さんと喧嘩しては「おい、いい加減にしとけよ危ないじゃないか」「俺だってたまには気晴らししたいもん」
「人がみんな怖がってるじゃん」「そんなこと知るか、太鼓叩いて大暴れ」「お前なんか雲の上から落ちてくたばってしまえ」「大きなお世話、じゃ~な」
くだらないでしょう。でも私には現実的でない話が大好きなんです。人に迷惑を掛けることでもないし。
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